IT投資に関する(中小企業等基盤強化税制)について
ソフトウェア開発会社に関連する税制の一つに「中小企業等基盤強化税制」があります。
IT設備投資の中でも、「セキュリティが確保された、特に企業の競争力強化に貢献する
設備に限って導入を支援する」ことが目的とされています。
また、従来の情報基盤強化税制は平成22年3月末で廃止されましたが、中小企業等基盤強化税制に
引継がれるかたちで税額控除又は特別償却が適用されています。
<対象者>
資本金1億円以下の中小企業者(資本金1億円超の子会社等を除く)
※青色申告者に限る
<対象設備:取得した設備の合算額が70万円以上>
ISO/IEC15408に基づいて評価・認証されたもの
※具体的な製品リストは下記HPよりご確認下さい。
(参照:IPA 情報処理推進機構HP)
http://www.ipa.go.jp/security/tax/index.html
※中古資産は対象外
<適用期限>
平成23年3月31日まで(当該期間内に取得又は製作し、事業の用に供するもの)
<内容>
税額控除(7%)又は特別償却(30%)の選択摘要
※税額控除については、当該事業年度の税額の20%が上限。
※資本金1億円以下3,000万円以上の中小企業についても7%の税額控除が可能。
「特別償却」は課税の繰延なので、最終的な税負担額は「税額控除」の方が低いです。
適用する会社の事情によって異なりますので、どちらが得かは一概には言えません。
できるだけキャッシュフローを温存したい会社なら、一時的な税負担額が低くなる
「特別償却」を選択することも考えられます。
<中小企業投資促進税制について>
「中小企業基盤強化税制」とは以下のような違いがあります。
・対象となる資産の範囲が異なります。
・適用期限は平成24年3月31まで
・資本金1億円以下3,000万円以上の中小企業について、7%の税額控除はできません(特別償却のみ)。
(参照:中小企業庁HP 22年度税制改正)
http://www.chusho.meti.go.jp/zaimu/zeisei/2010/download/100105KaiseiGaiyou22.pdf
税収の厳しい中、政府はIT投資に関して積極的に減税策を講じています。
是非、見落とすことのないように有利な税制を活用して行きましょう。

(記)野澤 正伸
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