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令和6年(2024年)年頭所感

2024年01月03日

令和6年の幕開けに際し、新年の希望を込めて、心からの感謝を皆様に申し上げます。本年は、能登半島地震や羽田空港の航空機事故など、予期せぬ出来事から始まりました。しかし、津波避難の冷静な対応やJAL機の避難誘導のように、これらの災害への対応は世界から高く評価されました。大波乱に直面しても、日本人は協力すればきっと乗り越えられるという勇気を感じる幕開けとなりました。

少し遡りますが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の一時支援金の事前確認作業が始まった当初、専門家不足により多くの事業者が給付金を得るのに苦労していました。私はボランティアとして、出勤前や週末を利用し、1件15分の事前確認を日に最大40件、合計500件以上行いました。コロナ禍の事業者の窮境に対し、専門家としてできる社会貢献をした結果です。【過去記事リンク】 これだけのことが実現できたのも、コロナ前からのWEB会議ツールの利用、自動予約システムの導入、HPやSNSでの告知掲載など、ベースとなるITスキルがあったからだと思います。

経理・税務の領域においてはデジタル化が急速に進んでいます。特にインボイス制度や電子帳簿保存法の導入により、デジタル化を前提とした対応が迫られています。これらの変化に適応するため、当時の経験も生かしながら、弊社では全スタッフが協力して、最新のテクノロジーを活用し、業務の効率化と精度向上を図り、DX(デジタルトランスフォーメーション)を進めています。経済産業省のDX認定制度では全国で882社が認定されていますが、当社は昨年、税理士法人として全国で4番目に認定を受けました。認定申請内容は公開されており、優れたDXに取り組む企業の状況は他社・他業種の模範となり、多くの経営者に参考にされています。

昨年は、世界を変える生成AIの進化を目撃しました。その影響はインターネットの誕生や産業革命に匹敵します。エンジニアだけでなく、一般の人々もスマートフォンで簡単に利用できるようになりましたが、経理や税務、ビジネス・企業経営での利用例はまだまだ少ないようです。生成AIの技術と適切な使用方法を理解し、これを適切に利用してDXを進める必要があります。

ビジネス環境は今後も大きく変わります。これらの変化を新しい機会と捉え、専門性を活かし、皆様のビジネスを支えます。今年も皆様と協力し、困難を乗り越え、さらなる成長を目指します。新たな年が皆様にとって成功と繁栄の年となることを願っております。

税理士法人ハガックス
代表社員 芳賀保則
(税理士・中小企業診断士・ITコーディネーター)

令和6年1月3日

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